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7月3日(金曜)の滋賀報知新聞に、クリスタルの「人生の謝恩会 おもてなし葬」が紹介されました。

カテゴリ: お知らせ

掲載日: 2020年7月3日


需要高まる「終活」事情

葬儀の新プラン「人生の謝恩会」とは

 

私 ら し い 葬 儀 の 形 を 提 案 独 自 の A I 技 術 も 一 役

 

【東近江】 葬儀社の株式会社クリスタル(東近江市今町)は、A Iナレーション自動作成システム「IKIRU(いきる)」を導入し た新しい葬儀のスタイルを6月から展開している。需要が高まって いる『終活』を背景に同社の井ノ口章善代表は、「自身や家族、子ど もたちまでもが生と死に向き合い、故人をしのび、生きる喜びを感 じる葬儀へと時代が変わりつつある。これまでの概念にとらわれな い葬儀のあり方、プランを提供したい」と話す。

 

AI(人工知能)ナ レーション自動作成シ ステム「IKIRU」 とは、葬儀時に進行さ れる故人の紹介などの ナレーション原稿を、 タブレットに表示され る簡単な質問に答える だけでAIが瞬時に作 成するというもの。 冠 婚葬祭の司会業などを手がける株式会社「ビ アンフェ ・ 」が開発した。

 

葬儀業者は司会業者 に葬儀のナレーション を依頼することが通例 だが、外注経費の増額 や時間の問題がネック となる現状があった。 利益確保のため各葬儀 社で作成するも、遺族 への聞き取り時間や原稿作成に必要な人材育 成などが大きな負担と なっていた。しかしI KIRUの開発で、こ れまで半日ほどかかっ ていたナレーション作 成が、約 個の質問に 10 答えるだけでナレーシ ョンに必要な原稿が完 成。時間短縮や外注費 の削減などの業務効率 化だけでなく、遺族の 思いが文章に反映しや すく、何よりも葬儀を 執り行う利用者の経費 削減に直接つながるこ とにもなる。

 

総業 年の歴史を持 20 つ「ビ ア ン フ ェ ・ 」の 岡野裕子代表は「AI には膨大なデータが必 要だが、弊社が持つノ ウハウがあって日本初 となる技術が実現でき た。社員の負担や経費 の軽減のために開発し たが、ご遺族やお子さ んが生と死に向き合え る機会にも一役担うも のとなった。死を通じ て生きることを感じて ほしい」と話す。一方 で「ここ5年近くで家 族葬などが増える背景 には、金額の大小で決 まる葬儀の規模など、 これまでの決まった葬 儀のあり方を望まない 人たちが多くなった」 と、これからの葬儀の あり方を提言する。

 

この6月下旬からク リスタルでは「人生の 謝恩会」と題した葬儀 の新プランを展開して いる。これまでの通夜 や葬式などといった型 に沿った宗教儀礼とは 異なる葬儀プランで、 IKIRUの活用のほ か、ビュッフェスタイ ルの立食や生演奏、故 人のエンディングビデ オなどブライダル風に 仕上げたお別れ会を提 案している。打ち合わ せや式の準備などに2 日間、友人や知人を招 いたお別れ会の計3日 間のプランとなり、自身や家族で作り上げる 自由な葬儀が執り行え ると注 目を集めている。

 

井ノ口代表は「終活 というものが一般に認 められるようになり、 最近では遺言や自身の 葬儀といった事前相談が多く、手紙や自身の 声で感謝の気持ち、喜 びを周りに伝えたいと 思う方が増えている。 葬儀が縮小傾向にある 中、向き合うことに余 裕を持ち、葬儀をどの ように執り行ってほし いかを自身や家族で決 める時代になっている。 暗いという葬儀に対す るイメージを払拭した かった」と語り、同業 者からの反響も大きい という。

 

また「同じ悩みを抱 える同業者にもIKI RUの活用を広め、業 界 全 体 を 盛 り 上 げ た い」と思いを話す。「葬 儀はこうあるべきとい った決まりはなく、利 用者に合った様々な形 を提案して広く発信し ていきたい」と今後の 葬儀のあり方を提案し ている。 問い合わせは、0 748— 42—7779  まで。

 

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