🍊葬儀のお供え物とは?💐
カテゴリ: お知らせ
掲載日: 2023年1月4日
親族や近親者など故人と親しくしていた方が、葬儀などで故人への感謝やご遺族への弔意を形にして送るお供え物です。
香典も同じような意味合いを持つため、基本的には香典を送れば供物は必要ないと言えます。
ただし、「従業員一同」など連名で供物を送った場合、参列する際には供物とは別に個人で香典を持参するのが一般的です。また「香典辞退」と書かれている場合でも供物を送っても失礼にあたりません。
供物の基本となっているのが、仏教の五供(ごくう)と呼ばれる考え方です。
「香」「花」「灯明」「水」「飲食」の5つが基本のお供え物とされています。
- 「香」 お線香や抹香を指し、場・お参りする人を清める意味と、香喰(こうじき)として仏様のご飯という意味もあります。
- 「花」 故人様はお花の香りを好むとも考えれれています。葬儀に参列した際にもきれいなお花で祭壇をお飾りしています。また花のように清らかな心で仏様と向き合うという意味を持ちます。
- 「灯明」 ろうそくの灯りを指し、心に安らぎを与えてくれるという意味があります。
- 「浄水」 水やお茶を供えることです。喉がかわかないようにという意味と、心を清らかにするとも考えられます。宗派によっては、水やお茶を供えない場合もあります。
- 「飲食」 食べ物をお供えします。炊きたてのご飯やお菓子や季節の果物が多く用意されます。お供えが終わった後には、おさがりとして分け合っていただきます。
「祭壇をきれいに飾り、故人様を慰める」という意味があります。
故人様への感謝や弔いの気持ちを込め、お供えをして頂くことは大事なことではないでしょうか。